市場とビジネス

01不動産業界とは

不動産業界とは、「土地・建物などを取り扱う業界」のことです。
不動産業界を大きく分類すると、「開発」「流通」「管理」の3つに分類されます。

  • 開発用地を取得し、その土地に何を作るかをプランニングし、ビルや住宅などの建物を創り出す事業。土地の調査・分析や取得から、いわゆる「街づくり」までを行います。“デベロッパー”と言われる企業はこの開発事業を軸としています。
  • 流通不動産を買いたい人と売りたい人、借りたい人と貸したい人を結ぶ事業。たとえば住宅やマンションであれば、買いたい人への「分譲」、借りたい人への「賃貸」、双方に紹介を行う「仲介」などの形態があります。
  • 管理不動産の資産価値・収益向上のため、建物のさまざまな環境や設備を管理する事業。どんな建物も充分な管理がなければ、価値・魅力の低下は避けられません。継続的な質の高い管理が価値向上の鍵となります。

02不動産業界のビジネス

不動産業界のビジネスを建物のライフサイクルとあわせて考えると、建物が開発され、流通したあと、その建物が利用される期間の長さに気がつくはずです。不動産は、そこで買い物をする人、住む人、働く人など、人がその場所に集い、利用していただくことで初めてその価値を発揮します。「開発・流通」がその”きっかけ”づくりを行い、「管理」においてはどうすればその建物に多くの方が足を運んでいただけるのか、どうすればより快適な空間になるのか、市場の動向やターゲットのニーズを考え、さまざまな視点から建物の価値向上を目指します。

03商業施設の運営管理の特徴

商業施設

消費者であるお客様へのアプローチ
商業施設にとって、店舗の出店はあくまでもスタート。一般消費者であるお客様にご来館いただくことではじめてその価値を発揮します。どうすればお客様に選んでいただける商業施設になるか。商業施設の運営会社は、入居者にあたる出店店舗の方々だけではなく、常に一般消費者の方々の動向にも目を配りアプローチを図ります。
収益向上のカギを握る運営会社の手腕
賃貸不動産物件の大きな収益源は、賃料収入。商業施設における賃料体系は、店舗の売上高に応じて賃料が変動する「変動賃料制」(=売り上げが上がるほど賃料収入が増加する仕組み)が一般的です。いかに商業施設の魅力を高めてお客様の支持を集め、店舗の売上向上に結びつけるか。商業施設の資産価値向上は運営会社の手腕にかかっています。