TOP MESSAGE
トップメッセージ
社員一人ひとりの価値観で彩り、
地域やお客さま、ご出店者さまとともに
商業施設を成長させる。
三井不動産商業マネジメント株式会社
代表取締役社長 大林 修
時代やニーズの変化を絶えずとらえ続け、
商業施設を進化させていく。
今から40年以上前の1981年4月2日、当時日本最大級規模のショッピングセンターである「ららぽーと船橋ショッピングセンター」（現「ららぽーとTOKYO-BAY」）を開業したことから、当社の商業施設運営の歴史は始まりました。そして今日に至るまでも変わらず、「ららぽーとTOKYO-BAY」が地域のお客さまにご支持いただけていることは私たちの誇りでもあります。商業施設は、開発時点では仮説に基づくしかありませんので、開業してみると想定が外れることもあります。時代や消費動向も、変化していきます。だからこそ、お客さまに愛され続ける商業施設であるためには、変えることや失敗を恐れずに挑戦していく対応力が重要です。まさに「ららぽーとTOKYO-BAY」の今の姿は、その対応力を存分に発揮してきた証であると考えています。
また時代の流れとともに、商業施設そのものの在り方も変わっていきます。当社も、始まりは「リージョナル型ショッピングセンター」でしたが、今では「アウトレットモール」「ライフスタイルパーク」「都心型商業施設/公園一体型商業施設」「ECサイト」と、多様な業態に対応できる会社となりました。これは新しい挑戦と創意工夫を重ねてきた結果です。新しい商業施設、新しい商品を次から次へつくるという時代から、いかに便利で、快適で、楽しいショッピング体験を提供していくかが求められる時代へ。マーケットの変化を確実にとらえ、前例のないことにも恐れずに、まだまだ挑戦していきます。
地域の方々にとっての
「サードプレイス」を目指して。
当社が運営受託する商業施設の数は70を超え、多種多様な商業施設の運営管理を行っており、国内だけでなく海外の施設運営にも携わっています。ここまで拡大できたことは、お客さまやご出店者さまの信頼をいただけたおかげだと感謝していますが、決して数だけを重要視しているわけではありません。今後どんなに数が増え、場所が異なっても、当社が普遍的に大切にしたい想いがあります。それは、地域住民の方にとって欠かすことのできない「サードプレイス」になることです。お客さまが心豊かになる時間を過ごせる場所、そして人と人とをつなぐ地域コミュニティのハブになる。それこそ商業施設が地域に存在する意義であり、当社の存在価値、使命でもあります。お客さまに、「自分の商業施設」として誰かに自慢していただく、そんな光景を目にすることをいつも目指しています。
現場を見る力・知る力で、
お客さま・ご出店者さまとともに。
組織図をご覧いただけるとわかりますが、お客さま・ご出店者さま・地域を第一に想い、そしてその現場を守るオペレーションセンターが活躍することを大切に、組織を形作っています。私たちが現場運営にこだわる理由、それは最前線でお客さまやご出店者さまの様子、館内の空気を感じ、マーケティングの手がかりをいち早く感じとるためです。商業施設運営のプロとして、「現場を見る力・知る力」を磨き、新たな変化につなげていく。そのためには、失敗を恐れずにチャレンジすることも大切です。上手くいかなければ、なぜ失敗したのか反省して、次につなげればいい。お客さまやご出店者さまの幸せとは何かを考え抜く、考えたら実行してみる。実行したらすかさずお客さまの反応を、見て聞いて感じ取る。トライアンドエラーを繰り返しながら、新たな価値を提案していく。そうした力が、地域の方に選んでいただける商業施設を育て、商業施設に関わるすべての人々が笑顔になれる施設づくりへとつながるのです。
私たちだけでは施設づくりが完結しないということも、意識しなければなりません。お客さまのことを最も知り、お客さまに想いを届けてくださるのはパートナーであるご出店者さまです。ご出店者さまと一緒になって、施設を成長させていく。そのためには基本となりますが、ご出店者さまが売上を伸ばせる環境を提供し続けます。そして、最前線でお客さまとコミュニケーションを図る店舗スタッフの方には、元気に活き活きと働いて欲しい。「ここで働きたい」と思っていただける場所を作っていきます。
社員一人ひとりの価値観を組み合わせた
「総力」こそが、大きな財産になる。
当社の最大の強みは、「人」です。社員の数だけ価値観があり、アイデアも生まれます。多様な社員がいるからこそ、多様なお客さまの気持ちに寄り添える。社員には、ともに働く仲間として、個性を発揮しながらのびのびと活躍して欲しいと思っています。基本理念にも「皆がチャレンジ精神を持って活き活きと働く会社にする」と掲げていますが、社員一人ひとりが働きやすさ・働きがいを実感し、日々成長できる会社であればこそ、お客さまに共感していただける新しいアイデアが生み出せると考えています。
多様な人材が活躍できる風土や環境作りは、商業施設運営と同じで、一度整えたから完成というものではなく、常に変化する柔軟さや覚悟が必要だと捉えています。時代の流れを受け止め、新しい価値を生み続けてきた私たちですから、多様な働き方を実現させていけると確信しています。
商業施設の開業と同じように、
入社はスタート地点。
明るく前を向いて、新しい価値を生み出していく。
会社は決して入ることが目的ではなく、自分を成長させたい、社会で役に立ちたいという思いの実現の場であり、そこで何をやっていくかが重要です。時代は変わる、環境も変化する、会社も進化していく。そのような中で皆さんは新しい価値を生み出していくのです。
社会人の先輩としてお伝えしたいのは、多くのことに関心を持ち、失敗を恐れずにチャレンジしていただきたいということです。人は失敗から学び、成長します。新たなことに挑戦している自分を励まして欲しい。そうすることで、今まで気づかなかった発見が生まれ、自分の力となるはずです。明るく前を向きながら、商業施設の未来を一緒に描ける方との出逢いを、楽しみにしています。