当社の事業について
当社の商業施設運営・管理事業は1981年に開業した「ららぽーと船橋ショッピングセンター(現ららぽーとTOKYO-BAY)」から始まりました。
その後運営事業を拡大し、「リージョナル型ショッピングセンター」「アウトレットモール」「ライフスタイルパーク」「都心型商業施設/公園一体型商業施設」、公式通販サイト「&mall」など、多種多様な業態に対応できる会社となりました。2024年4月現在では、80を超える施設を受託しており、受託施設以外にも海外の商業施設の運営において支援をおこなっております。
ここまで様々な業態へ事業を広げることができたのは、当社の商業施設の運営が常にお客さまの声に耳を傾け、時代のニーズに合わせて変化をしてきたからであると認識しております。
当社の運営する商業施設は、安全・安心にお過ごしいただけることはもとより、リアルでしか体験できない楽しさ・感動体験など、リアルモールならではの価値をお客さまに提供し続けます。今後はスポーツ・エンターテインメント事業との連携にもより一層力を入れ、商業、スポーツ、エンターテインメントの持つ楽しさや魅力を掛け合わせた、新たな体験価値の提供にも取り組みます。そしてお客さまにとって心豊かになる、楽しい時間を過ごすことのできる魅力ある施設であるとともに、地域交流の場、地域のみなさまにとっての「サードプレイス」になることを目指してまいります。
さらに、リアルモールを起点に「&mall」を融合させ、デジタル技術を活用し、お客さま・ご出店者さま双方にとってご満足いただけるオムニチャネル化の実現にも取り組んでいます。
多様なコミュニケーションチャネルを活用し、いつでもどこでも「見られる・買える・受け取れる」、毎日「新しい出会い」がある、新しい三井ショッピングパークの形を実現してまいります。
持続可能な社会の実現を目指して
三井不動産グループの「&」マークは「共生・共存」「多様な価値観の連繋(れんけい)」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、地球環境や地域と共生していくという思いを示しています。
当社も三井不動産グループの一員として、グリーン電力導入など脱炭素やサステナビリティに関する様々な取り組みを実施し、地域共生と持続的な施設の成長をはかりながら、お客さま・ご出店者さまをはじめとした、当社と繋がっている全てのみなさまとともに発展していくことを目指してまいります。
さらに、当社の強みである多様な価値観・バックグラウンドをもつ1,300名以上(2024年4月現在)の従業員がさらに働きがいを感じ、活躍できる環境・風土の醸成を積極的に進めています。三井不動産グループでは、ダイバーシティ&インクルージョンの推進が重要な経営テーマに位置付けられています。当社は三井不動産グループの「女性活躍推進モデル会社」として、グループ全体の取り組みを加速させる役割を担ってまいりたいと考えています。
Growing Together
今後も三井不動産グループの商業施設コンセプトである「Growing Together」を掲げ、お客さま、ご出店者さま、地域のみなさまなど施設の運営に関わるすべてのみなさまと力を合わせ、これからも時間の経過とともに施設の魅力を高められるよう「経年優化」を実践してまいります。
代表取締役社長 大林 修