仕事インタビュー
遊び心を大切にする。
この商業施設が、もっと賑わうように。
菊川 大樹
ララガーデン春日部
オペレーションセンター
2018年入社
PROFILE
入社後、三井アウトレットパーク北陸小矢部で店舗運営を担当した後、別業態への挑戦を希望し、2021年にララガーデン春日部に異動。売上金管理やES業務を経験し、現在は店舗運営のほか販売促進を担当している。
街に賑わいを生んだ
ららぽーとの影響力に惹かれたから。
入社を決めたきっかけを教えてください。
高校生のとき建築に興味を持ち、大学では街づくりや商店街を中心に研究しました。また、高校生の頃からファッションが好きになり、アルバイト先として選んだのがアパレルショップでした。建築とファッション。この2つの要素を掛け合わせた仕事がしたいと思い、商業施設の運営管理を志望するようになりました。
当社を選ぶ決め手になったのは、アルバイト先の近くにららぽーとが開業したことです。一気に街が賑わい、影響力の大きさに驚きました。このとき運営する会社を調べ、当社の存在を初めて知りました。全国にたくさんの商業施設が存在しているなかで、当時、国内外で大きく4種類もの商業施設を運営。業界内でもより多くのスキル・経験が得られると考え、入社しました。
お客さまにも、従業員さんにも、
特別な1日をお届けする。
これまでに手がけた仕事の中で印象に残っているエピソードは?
入社1年目に初めて経験したお正月準備対応です。当時自分が属していたチームでは、お正月準備全体の進捗管理を担当していました。考えなければいけないことが本当に多く、非常に大きな壁にぶつかった気分でした。先輩社員に教えていただきながらも主体的に対応し、当日は無事、大きなトラブルなく運営することができ、お客さまが気持ちよく1年のスタートを切れたことにほっとしました。なにより、これまで見たこともない数のお客さまで館内がいっぱいになる様子を見たときの達成感は忘れられず、今ではお正月対応は好きな業務のひとつになっています。
もうひとつは、これも入社1年目の経験ですが、従業員さん向けに開催した交流イベントです。日頃から施設を支えていただいている従業員さんに感謝の思いを届けるため、オペレーションセンターが従業員さんをおもてなしするという主旨でした。会議室のテーブルに赤いクロスを敷いて雰囲気をつくり、館内店舗で特別に作っていただいたカレーを振る舞うことに。さらに、ご当地のゆるキャラを呼んで場を盛り上げました。それまでは、「仕事=まじめにやるもの」という認識でしたが、そんな先入観は見事に打ち砕かれ、「遊び心を持っても良いんだ」と思えるようになった一件でした。
POPひとつの工夫でも、
店舗売上に貢献できる。
現在の仕事内容と、そのやりがいを教えてください。
主に店舗運営と販売促進を担当しています。店舗運営としては店舗の現状把握から課題解決まで主に店長さんと一緒になって考え、目標売上の達成に向けて店舗のサポートをしています。販売促進については、より多くのお客さまにご来館いただけるよう、各種イベントを広告代理店などと一緒に企画・進行しています。
やりがいを感じるのは、自分が運営管理をしている店舗や商業施設全体が、たくさんのお客さまで賑わっている様子を見たときです。少し前のことですが、店舗の売上伸長を目的に、各店舗において店頭POPの強化に取り組んだことがありました。その際、ある女性向けアパレル店から「最近、売上が伸び悩んでいるんです」との相談が。ちょうど梅雨時期の、徐々に夏らしくなってきた時期。ヒアリングするなかで見えてきたのは、まとまった在庫がある商品が長袖のシャツくらいしかなかったことでした。そこで、店長さんと一緒に「冷房とUV対策に、羽織物はどうですか?」というPOPを提案することに。すると、関連商品の稼働に繋がり、店舗の売上が少し復調したんです。自分の提案が実を結び、店長さんにも喜んでいただけたことがとてもうれしかったです。
売上はもちろん、
施設全体の賑わいもつくりたい。
これからの目標を教えてください。
20代のうちはオペレーションセンターで、さまざまな経験を積みたいと考えています。特に、まだ経験したことのないららぽーとや、都心型商業施設にも挑戦し、視野を広げたい。将来的には、運営管理の総合力が求められる開業準備にも携わりたいと考えています。
そのためにも今は、目の前の担当業務を通してひとつずつスキルアップしていくことが大事です。販売促進業務を担当するようになってまだ日が浅いので、自分が計画・推進したイベントが実施されるのはこれからです。どんな結果が出るか少し怖さもある一方で、楽しみでもあります。売上はもちろんですが、施設全体の賑わいにも貢献できたら、ますますこの仕事にのめり込みそうです。